エプソンsf110⇒ガーミン235Jへ買替レビュー!デメリットも…


2年間愛用したGPS腕時計「エプソンWristableGPS sf110」から、「ガーミンForeAthlete235J」へ買い替えたので、レビューします。

【最新で値段も高いガーミン235Jの方が、すべてにおいて優れている】

と思っていましたが、実際に比較してみると、エプソンsf110の方が得意なこともあり、興味深い結果になりました。

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【ガーミン235J】買替えの目的は心拍計

まず、今回、買い替えの第一目的は、なんといっても心拍計です。

ガーミン235Jは、手首で心拍(脈拍)を計測できる光学式心拍計を搭載。

ランニングを始めたばかりの頃は、「運動不足解消」が目的だったので、

「心拍なんて必要ない!」

と思っていましたが:lol:、変われば変わるものです。

自己ベスト更新のために、心拍数を把握して、効率よくトレーニングをしたいと感じるようになりました(*’ω’*)

しかも、いい年のオジさんになってますので、マラソン中の「急性心筋梗塞」で突然死なんてことにならないよう、体調管理しながらランニングを楽しみたいものです。

ガーミン235Jは、心拍数を5段階のゾーンで表示してくれます。

目的にあった運動強度で走れているかを確かめながら、走れるので、効率的なトレーニングをすることができるのです。

出典:ガーミン235Jを徹底レビュー!開封&ランで気になった19のこと

これまでは、「距離」や「時間」を基準に、ある意味、闇雲に走ってきましたが、

ガーミン235Jと走り始めてからは、

「心拍ゾーン3をキープして走ろう!」

「今日は、疲れが残っているから。ゾーン1を中心に。」

など、確実にトレーニングの幅が広がりました。

【ガーミン235J】買替えたもう一つの理由

さらに、買い替えの目的は、もう一つ。

GPSの捕捉時間です。

捕捉時間とは、衛星の電波をキャッチし、走り出せるようになるまでの時間なのですが、

エプソンsf-110は、このGPSの捕捉に、30秒~1分くらいかかります。

私は、そんなに気が短い方ではないので、1分くらいは待ててしまうのですが、でも

「すごく早い!」

と言われる、ガーミンForeAthlete235Jの捕捉にとても興味がありました。

で、実際にsf‐110と235Jを同時に起動させて、捕捉時間を比較してみると…

エプソン sf‐110…46秒
⇒ガーミン 235J…3秒!

235Jの捕捉時間は、「本当か??」と疑いたくなるほどの早さでした!

色々な方のレビューを見て知っていたはずなのに、やはりForeAthlete235Jの捕捉の速さには、驚かされました。

でも、今回の買替で見えてきたのは、ガーミン235Jのすごさばかりではありませんでしたよ。

エプソンには、エプソンの良さも確実にありました。

以下、エプソンとガーミン、それぞれの長所・短所など気になった点を列挙します。

エプソン|リスタブルGPS sf110の長所

ガーミン235Jへの買い替えで知った、エプソンのGPS腕時計の長所は次の通りです。

♦視覚性(昼&夜)♦

エプソンの画面は、カラーではありませんが、昼も夜もとても見やすいです。

バックライトは、LEDライトで、文字をしっかり浮き上がらせてくれるので、夕方から夜のランニングにもってこい。

ガーミン235Jは、昼間は良いのですが、バックライトが暗めなので、夜は若干見にくいです。

♦オートポーズ♦

エプソンのオートポーズは、かなり優秀です。

エプソンsf110とガーミン235Jの両方を着けて走ると、エプソンのGPS腕時計の方がオートポーズの反応が早く、走りはじめの反応も早いです。

その差は、1~2秒とごくわずかですが、早い反応に慣れていた私にとっては、気になるポイント。

また、一度だけですが、アーケードの屋根の下で信号待ちをした際、

エプソンsf110は一時停止してくれましたが、ガーミン235Jは止まらず、そのまま計測し続けていたこともありました。

※オートポーズとは、ランニング中に信号待ちなどで停止した際、時計が自動で一時停止してくれる機能です。

♦ペース♦

ガーミン235Jおよびエプソンsf110のペース表示を「リアルペース」にして走ってみたところ、

加速にいち早く反応して数値が変化するのは、エプソンのGPS腕時計の方でした。

ガーミンのリアルペース表示は、オートポーズ同様1~2秒遅れて、反応。

また、走りはじめにペースの値が安定するのも、エプソンの方が早いです。

総じて、エプソンのGPS腕時計は、メーカーの真面目さ・誠実さを感じる製品のような気がします。

sf110を使い続けてきましたが、これまでトラブルらしきトラブルもなく、全く壊れる気配もないですしね。

ただし、やはり使っていて面白いのは、ガーミンの方で…。

ガーミン|フォアアスリート235Jの長所

ガーミン235jの良いところは、次の通りです。

♦操作性♦

ガーミンForeAthlete235Jは、エプソンのsf110に比べて、ずっと操作しやすいです。

というのも、ガーミンの腕時計には、エプソンには無い「前の画面に戻る」専用ボタンが設置されているから。

sf110だと、いちいち上下ボタンで「戻る」を選択し続けなければならないので、トップ画面に戻るのに時間と手間がかかり、かなり面倒ですが、

ガーミン235Jはサクサク操作できます。

エプソンも「戻る」専用のボタンを着けたらいいのに…。

♦画面&カスタマイズ♦

ガーミン235Jの画面は、バックライトこそ暗めですが、カラー液晶はかなりキレイです。

しかも、自分の好きな時計の画面に変えることができたりと、カスタマイズ性も高い。

トレーニングや活動量の履歴も、いろいろなグラフで表示されるので、画面を見るのが楽しくなります。

エプソンsf110も、最低限の数値は表示してくれるのですが、ガーミンのように着けていてテンションが上がるランニングウォッチではない…のです。

♦GPS♦

これは先ほども書きましたが、GPSの捕捉時間は、比べ物にならないほど、ガーミンのForeAthlete235Jが早いです。

2~3秒で捕捉を完了することも良くありますし、室内でも捕捉してしまうことも。

ランナーにとって、捕捉時間の短さは重要なポイントなので、エプソンにはもっと頑張ってもらいたいですね。

ただ、実際に走った、ランニングの地図を比較すると、エプソンのsf110も結構がんばっています。

背の高いケヤキ並木の下では、やはりガーミン235Jの方がキレイなログを残してくれていますが、値段の違いを考えると、sf110の精度もなかなかだと思います。

♦活動量計♦

活動量計については、精度の差ははっきりしています。

ガーミン235Jの方が、断然精度が良いです。実際に数えながら歩いてみましたが、かなり正確に計測してくれます。

対してエプソンのsf110の活動量計ですが、残念ながら、あまり正確とは言えません。

計測値が、実際の歩数の半分になることも…。

ガーミンForeAthlete235Jを買った感想

以上、いろいろ書いてきましたが、結局のところ、ガーミン235Jに買い替えて良かったと思っています。

エプソンの方がオートポーズやペースの反応は早いものの、

ガーミン235Jには、心拍計、捕捉時間、活動量計、画面の面白さなど、メリットが多数。

エプソンは日本のメーカーですし、2年間お世話になったので応援したい気持ちもあるのですが、正直、モチベーションを高めてくれるガーミンとの差は大きい…です。

しばらくは、ガーミン235Jを愛用したいと思います!