雨の日はただでさえ残念な気分にさせられるのに、部屋干しした洗濯物がカラッと乾かないと、ますます憂鬱な気分にさせられますよね。
洗濯物の生乾き臭も、まとわりつくような高い湿度も、本当につらいです。
特に、生乾き臭は再度洗濯機で洗ったくらいでは落ちないし、匂いの元になる、雑菌とカビも気になります。
雨が降るのは仕方がないけれど、せめて洗濯物くらいはカラっと清潔に乾かしたいものです。
そこで!! おすすめしたいのが、
サーキュレーター(扇風機)を使って洗濯物を乾かす方法です。
サーキュレーター(扇風機)を使うと、雨の日の洗濯物がどれくらい速く乾くのか試してみました。
サーキュレーター(扇風機)で部屋干し上手!
この日は台風11号の影響で、外は大雨。
室温27.9℃、湿度67%です。
首が汗と湿気でべたつく中、洗濯したバスタオル2枚を使って実験(?!)開始です。
バスタオルは、あえて乾きにくくするよう、二つにたたんでワイヤーハンガーに吊しました。
一つにはサーキュレーターで直接、風を当て、もう一つには風を当てず、ただ放置します。
2時間後
【サーキュレーター使用のバスタオル】
外側のタオルはだいぶ乾いたけれど、まだ湿り気あり。内側のタオルは濡れている。
【サーキュレーター未使用のバスタオル】
外側のタオルはだいぶ乾いたけれど、まだ湿り気あり。内側のタオルは濡れている。
サーキュレーター使用も、未使用も、あまり違い無し。
3時間半後
【サーキュレーター使用のバスタオル】
外側のタオルは完全に乾いた。内側のタオルはだいぶ乾いたけれど、まだ湿り気あり。
【サーキュレーター未使用のバスタオル】
外側のタオルはだいぶ乾いたけれど、まだ少し湿り気あり。内側のタオルは濡れている。
サーキュレーター使用のバスタオルはかなり乾いてきたのに対し、 未使用のバスタオルは、湿り気がありジトッとした感じ。
そして、洗濯物を干してから湿度がどんどん上昇。
5時間後
【サーキュレーター使用のバスタオル】
外側・内側とも完全に乾いた!
【サーキュレーター未使用のバスタオル】
外側のタオルはだいぶ乾いたけれど、まだ少し湿り気あり。内側のタオルは濡れている。
サーキュレーター使用のタオルは完全に乾いたのに、未使用の方は3時間半前とあまり変わらず、湿り気がありジトッとした感じ。
↑サーキュレーター未使用のバスタオル。内側のタオルがなかなか乾きそうもない。
12時間後
【サーキュレーター未使用のバスタオル】
外側・内側ともにだいぶ乾いたけれど、まだ少し湿り気あり。
まとめ
サーキュレーターで風を当てたバスタオルは5時間で乾き、
サーキュレーターを使用しなかった方は12時間たっても、生乾きのままでした。
洗濯物を早く乾かすには、サーキュレーターや扇風機で、洗濯物に風を当てる方法がとても有効です!
洗濯物が多いご家庭では、首振り機能のついたサーキュレーター(扇風機)をご使用になると良いでしょう。
ただ、風を当てるだけだと、一時的に部屋の湿度がかなり上がるので、換気扇のある部屋・場所で洗濯物を干すことをおすすめします。
(浴室や脱衣室で干す場合には、浴室が乾いた状態で干してくださいね。)
また、より短時間で乾かしたい場合には、除湿機で湿度をコントロールすると良いですね。
最近では、風の出る除湿機も発売されているようで、そちらも気になります!